お知らせ

2016年06月9日 | カテゴリー : にっぽん塾

にっぽん塾~お神輿&台湾 編②神輿の起源と世界とのつながり~

炎「ソーランドラゴンのにっぽん塾!」

水「お神輿&台湾編!その2!!」

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炎「俺っちが行ってきた台湾のお祭りをきっかけに
お神輿について紐解いていくこのシリーズ!」

 

水「今回はお神輿の起源について、炎龍先生が教えてくれるんだっけ?」
炎「任せとけってんでい!それについては、諸説あるんだけどよう、
どれが本当かってのは実はわかってないんだってよ。」

 

水「確かに、そんなこと聞いたことあるかも…」、

 

炎「でも、担ぐお神輿の始まりは聖武天皇さんが
749年に東大寺を建てて、
奈良の大仏の建設にあたる時、
宇佐八幡神を乗せて移動したのが
はじまりってのが有力だってよ」

水「約1300年も前の話だね。」

 

炎「さらにもっと前、古代、紀元前、
モーゼの十戒を入れた「契約の箱」
ルーツだって説も聞いてビックリしたぜい!」
水「映画「インディー・ジョーンズ/レイダース失われたアーク」
でもおなじみの「アーク」とも呼ばれているものだよね!」

炎「確かに、箱の底に付けられた棒を肩で担いで運ぶ

方法なんで、まさに日本のお神輿なんだよなあ!」
水「なんだか不思議で面白いねえ。」

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炎「しかもよう、お神輿を担ぐ時の「ワッショイ」って掛け声は、
実はヘブライ語で“神を誉めたたえよ!”って意味
なんだって説も俺っち聞いちゃったぜい!」
水「ヘブライ語は、イスラエルやパレスチナで使われている言葉だね。」
炎「元は日本語じゃなかった説なんて、ビックリだよなあ。」

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水「それは僕も知らなかったなあ。モーゼはまさに古代イスラエルの人だからね。

もしかしてアークを運ぶ時も「ワッショイ!」ってみんな言ってたのかなあ?
なんて想像してみたら、とっても面白く、興味深い説だね。」

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炎「そんで俺っち気になって色々調べてみたらよう、

同じくヘブライ語で、意味を説明できるのが、
俺っち達にも大いに縁のあるソーラン節!

ヤーレンソーランは”ヘブライ語で”一人で喜び歌う”って意味
チャョイ ヤサ エンヤーサーノ ドッコイショ
“神の御力で押し進んでいけますように!”
って意味が浮かび上がってくるんだってよう!

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水「な、なんと!それはなんだかすごい話だねえ!」

 

炎「さらにさらに、俺っち調べちゃったら、
ハッケヨイノコッタはヘブライ語で“ゆけ!打ち破れ!”
ジャンケンポン“隠して準備、来い!”
って意味になるんだってよう」

 

水「なんとまあまあ、それはビックリだね!」
炎「なかなかおもしろい説だろい?」

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水「確かに、すっごく不思議で面白いね!」

炎「だろ?だろい??」

 

水「でも確か、ソーラン節の歌詞に何か意味が
ある説は僕はあまり聞いたことがなかったけど、
「わっしょい」とか「はっけよい」とかには
日本語としても、起源が説明できる説もあるよね。」

 

炎「そうそう、日本語でわっしょいは“和背負い”って書いてよ、
みんなで息を合わせて背負い、和を生む」って意味があるのが
日本では通説とされてるみたいだぜい。」

お神輿1

 

 

 

 

 

 

水「みんなが一つになるための合言葉なんだね!
炎「そうだなあ。一人一人が熱い“ヒーロー魂”を持って、
地域の、日本の、世界の未来を、一緒に背負って、
守っていきたいなあ!ワッショイ!!」

水「そうだね!」

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炎「俺っち今回の台湾出陣ではよう、

 

日本と台湾の深い縁
いろいろ感じたことあったからよう。
絶対みんなにも改めて報告したいんでい!」
水「ぜひぜひ聞きたいよ!」

 

炎「よっしゃあ!次回からは俺っちからの台湾出陣報告しちゃうぜ!
よろしくなあ!」

 

つづく・・・

2016年06月8日 | カテゴリー : にっぽん塾

にっぽん塾~お神輿&台湾 編①お神輿の意味~

こども達に!未来に!伝え繋げたい!!
日本の伝統、和の文化を、発信する
【ソーランドラゴンのにっぽん塾】

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お神輿と台湾編!スタート!
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炎龍「俺っち昨年、台湾のお祭りでよ
傘回しとかソーラン節踊ったりしてきたんだけどよう」
水「僕はその時、日本のお祭りに出陣してて

行けなかったから、ちょっと羨ましいなあ」
炎「水龍の分までバッチリ楽しんできたぜい!」

 

水「確かそのお祭りは、
   お神輿を担ぐことがメインのお祭り
だったんだよね?」

炎「そうそう!俺っちはこの台湾出陣で、
 リップンチェンシン…つまり日本精神をよう、

再確認したんだけどよう、今回はいつもとは逆に、
俺っちが水龍やみんなに、台湾で学んできたお神輿のこと、
   教えちゃうぜい」
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水龍「楽しみだなあ、炎龍先生!よろしくお願いします!!」

炎龍「おうおう、なんだかむずがゆいなあ…
ようし、まずはみんなあ、教科書とじてー。
今日は教科書はいらねえぞお」

水龍「…….. 」

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炎「ちょっと言ってみたかっただけでい!もっとちゃんとリアクションしろい!!
水「は、はあ…」

 

炎「さてさて、今回俺っちが台湾でも担いできたし、
日本のお祭りには欠かせない存在、お神輿!
そもそも何で担ぐんでい?知ってるかあ?

水「お神輿は年に一度その地域の神様が乗る乗り物で、
普段は神社にいる神様が、お祭りの時にお神輿にのって地域を練り歩くことで、
その地域の厄除けや邪気払いをしているんだよね!」

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炎「そ、その通りでい!なんでい、大体言われちまったなあ…

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俺っちが教えてもらったところによるとよ、
お神輿を担いで地域を練り歩くってことはよ、
お祭りによって豊作や大量を祝ってたり、
地域の人々の一年の成長ぶりを神様に見せていたり、色々な意味があるんだけどよ、

 

大きく分けると

①邪気や災いなど、
悪い事のもとを吸いとったり、
取り除いたりする意味

②神様の力を地域に振りまいて
いいことが起こるようにする意味

 

この二つに分類されるみたいだぜ!」

水「なるほど!」

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炎「それと、お神輿もむべ!なんつってたくさん揺らすだろ?
それはいってえ、なんのためにしてるんでい?って聞いたら、
悪いことすいとる神様の力を強めてるんだってよう」

水「そうやって吸いとった邪気や災いを、最後には川や水に入って洗い流したり、
ぶつけ合って振り落としたりするんだよね!」

炎「そうそう、地域によっては毎年壊してしまったり

燃やしてしまう地域もあるんだってよぉ!」

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水「よおし!そんなお神輿について、

次回もどんどんひもといていこう!ね、炎龍先生!」
炎「おう!合点承知の助ってんでい!!」

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つづく・・・

写真提供協力「明日襷」

2016年04月26日 | カテゴリー : にっぽん塾

花見編2〜日本人と花見からみる文化&価値観〜

水龍「僕達が住む、愛すべき日本の文化や風習を
子ども達に!未来に!!伝え繋げるための連載企画!」
炎龍「双嵐龍(ソーランドラゴン)の あ!」
水&炎「にっぽん塾!!お花見編!!」

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炎龍「水龍先生よう、日本人が桜を好んで、

花見をするその秘密ってのはなんなんでい…?

俺っち気になった昨夜は眠れなかったぜい」

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水龍「それはそれは、すまなかったね…。

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水「改めて教えちゃおう!それはね…

桜は、一輪一輪の小さな花は目立たないけれど、
一本の木に花が何十万と咲き誇り、さらに林のように連なることで、
表現しがたい感動的な美しさを生み出すでしょ。」

炎龍「確かに、たくさん咲き乱れているのが、桜の醍醐味だし

そうしてたくさん桜が咲いているところが、名所になってるよなあ。」

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水龍「そう、まさに桜というのは集団性を重んじて「個」を強調せず、
   「和を以て尊しとなす」という日本人の価値観に合致している

文化なのかもしれないんだ!」

炎龍「なるほど!それってよう、俺っちたちがいつも、みんなに届けている熱い想い、

   メッセージにつ通ずるところも、あるよなあ。」

水龍「そうだね。桜のように、みんなの力が、想いが、
“できること”がたくさん集まれば未来が花開いていくと信じてるんだ!」
炎龍「たった一人や一部の人の大きな力じゃなくて、
一人ひとりの小さな力が集まってつくる未来こそが
素敵な未来だと思うんでい!!」

グー!

水龍「一人ひとりがヒーローなんだ!!」
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炎龍「よっしゃあ、俺っち達の想いも再確認できたなあ。」

水&炎「ソーランドラゴンのにっぽん塾!お花見編でした!!」

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2016年04月25日 | カテゴリー : にっぽん塾

花見編1~歴史〜桜は日本文化にとって重要!

水龍「僕達が住む、愛すべき日本の文化や風習を」
炎龍「子ども達に!あ、未来に!!伝え繋げるための連載企画!」
水&炎「双嵐龍(ソーランドラゴン)の にっぽん塾!!」

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炎龍「今回は春の風物詩『花見』についてでい!」

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水龍「北海道でもようやく雪が解けて、桜が咲き始めてきたね」

炎龍「本州の人にとっちゃあ、もうとっくに花見の時期なんて

終わってるかもしれないけどよう、北海道ではGWが毎年花見の時期でよぉ!」

水龍「小さい頃は4月29日みどりの日は、おじいちゃんおばあちゃんと必ず花見に行ってたよね!」

炎龍「おばあちゃんとお母ちゃんが作ったごちそう、なまら懐かしいぜぇ!
まぁ俺っちは“花より団子”!炎龍でぇい!」
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水龍「日本では全国的には北海道よりも約1か月ほど早く

3月末から4月にかけて桜が咲き誇るんだけど、
いつごろ、どこでどの桜が満開になるかがこの時期の話題だよね」

炎龍「でも、桜をみてっと何だか力わくよな?なんでだろうなあ!?
なんてったって「桜」は日本文化にとって、重要なものみたいだぜぃ!

かしこい水龍が色々知ってるみたいだから、
教えてくれるぜぃ!頼んだぜ水龍!」

水龍「OK!」
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「明日ありと思う心の仇桜」 と 親鸞(しんらん)が世の無情(むじょう)を説いたり、
「さまざまのこと思ひ出す桜かな」 と松尾芭蕉(まつおばしょう)が詠(よ)んだり、
古くから日本人の心と共にある桜と花見。

花見(はなみ)の歴史(れきし)はとっても古く、
古代(こだい)にその習慣(しゅうかん)が生まれたという説もあります。
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奈良時代の頃には、中国から梅が渡って来て、
梅の花見が人気だったようです。

炎龍「なんと!奈良時代の花見は桜じゃなくて、梅だったんだなあ!」

水龍「でも、平安時代に入ると梅から桜へと人気が変わって行ったみたいですね。」
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嵯峨天皇(さがてんのう)が神泉苑で初めて花見の会を開き、
貴族の間で花見が盛んになったようです。

鎌倉・室町時代には源頼朝(みなもとのよりとも)足利将軍なども
大きな花見の会を開いたけど、とくに安土桃山時代に
豊臣秀吉吉野山醍醐寺で開いた大がかりな
花見の会はとっても有名です。

炎龍「おうおう、みんな俺っちも聞いたことある、有名な武将さん達だなあ。」

水龍「ちなみに今でも吉野山醍醐寺の二つは、とても有名な花見スポットです。」

炎龍「確かに、ニュースとかでもよく見るかもなあ。」

水龍「江戸時代に入ってからは八代将軍吉宗(よしむね)
桜を飛鳥山隅田川堤に植えて
桜の名所を次々と誕生させました。

炎龍「おお!暴れん坊将軍!これまた有名な歴史上の人物だなあ!
そんなおなじみの方たちが今の桜の名所を作ったのかあ!

俺っち全然、知らなかったぜい…」
(゚д゚)!

水龍「そうして貴族や武士だけでなく、一般庶民も楽しむ行事として、
花見がどんどん広がって行ったんですよ。

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でもなぜ、そこまで春の風物詩として
日本に花見が根付き、広まって行ったのか・・・、
それには日本人の素敵な価値観
が関係していると言われています。

それは・・・
また次回に!!

 

炎龍「出たあ!水龍先生お得意の次回に続くだなあ・・・。」

水龍「次回の更新もお楽しみに!」

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2015年10月20日 | カテゴリー : にっぽん塾

“ソーランドラゴンのにっぽん塾”とは・・・

一人ひとりがヒーローだ!

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水龍です。僕達ソーランドラゴンは

「みんなにふるさとを、日本を好きになったもらいたい!

そしてこれまでの地域を、日本を、守りつくって来てくれた

お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、ご先祖様や神様…

たくさんの“ヒーロー”達に感謝して、

今度は一人ひとりがそれらを受け継ぎ、守り、

新しい未来をつくっていく“ヒーロー”になってほしい!」

そんな想いを込めて、

日本の文化や風習を子どもたちにも分かりやすく
発信し、伝え繋げていく活動をライフワークとしています。

そんな活動の一つとして、

日本の色々な事を紐解いていくのが
“ソーランドラゴンのにっぽん塾”です。

にっぽん塾とは?

北海道新聞旭川支社発行の情報紙「ななかまど」での月イチ連載や

 

WEB版→http://asahikawa.hokkaido-np.co.jp/n_sohrandragon/

blogではより詳しい不定期連載も行っています。

ゆくゆくは書籍化や映像化を夢見ながら、
blogの方でものらりくらりと更新いたします!
どうぞお楽しみに!