2016年06月10日 | カテゴリー : にっぽん塾, 出陣報告
炎龍でい!
俺っち、昨年のGW前半に台湾のお神輿担ぐお祭りで
パフォーマンスさせてもらったんだけどよう、
それにちなんで&札幌まつりに向けて、
前回までは水龍と一緒にお神輿について学んできたけどよ、
今回からは俺っちが、行ってきた台湾の話するぜい!
1895~1945年の50年、
台湾は日本の領地だったってのはみんな知ってるかあ?
1944年、戦争末期、台南地域で日本人の兵隊さんがよ、
空での戦いで鉄砲玉がエンジンに当たっちまったんだってよう。
すぐに避難すれば命は助かったろうに、
その兵隊さんは、投げ出した飛行機が町に落ちたら
沢山の人が亡くなったり火事が広がって家を無くしたりするって、
人や家の無いところまで飛行機を操縦して墜落して
亡くなっちまったんだってよう・・・。
でも、その地域の人達が
この兵隊さんのお陰で地域が助かったって
ついには神様としてまつってくれて
(神秘的ないろんなストリーがあるんだけどちと割愛!
気になったら調べてみてくれい!)
神社までたてくれたのが『飛虎将軍廟』
って神社なんでい!
その神社がある地域にはよ、
毎年それぞれの神社の神輿が集まるお祭りがあるんだけどよう、
飛虎将軍廟は50年間お神輿を出してなかったんでい。
何でも、日本の兵隊さんの神様だから
日本式の神輿じゃないと失礼だって。
すると台湾には作れる人はいないし、、、、。
でも一昨年、色々なご縁が運命的にからまって、
その話を聞いた中村文昭さんって講演家の方がよ、
『飛虎将軍廟』にお神輿をプレゼントしたい!って
各地の講演でこの話をしてまわって、寄付を集めたんでい。
何を隠そう、俺っち達もそんな講演会の一つでよう、
たまたまオープニングパフォーマーとして呼ばれたご縁で
色々つながってよう!
瞬く間に寄付が集まり、一年足らずで見事お神輿の奉納が実現!
そのお神輿がデビューするお祭りに、俺っち行ってきたってわけでい!
前置きが長くなっちまったけどよう、
飛虎将軍廟のお神輿がデビューするお祭りで
俺っちパフォーマンスさせてもらったんだけどよう、
今回はそんなお祭りの1日を報告するぜい!
まさかまさかの朝5時!
まだまだ薄暗い時間から
まずは出発式!
こんな早くなのに音楽バンバン流して、爆竹バンバン!
ご当地アイドルも(?)踊りだすし、
プチ京劇も見れちゃったぜい!
そうそう、爆竹、太鼓と同じでよう
邪気や災いを蹴散らす力があるんだったなぁ!
そしてお神輿担いで、地域を練り歩く!
こうやって悪いもん吸いとったり、
神様の力を振りまくわけだなぁ!
※お神輿の意味参照
そうそう、今回このお神輿デビューに
日本からも100人以上の有志が駆けつけたんだぜ!
そんな応援団と、台湾現地の皆が交代しながら
お神輿担いで練り歩く!
これを日台友好と言わずになんという!?
そして夕食時
いよいよメイン会場前の気合いを入れる会でよ
台湾側からは伝統的な人形劇や儀式の演舞が披露され!
日本からは俺っちのソーラン節や、傘回し、
参加型でのお神輿の担ぎ方講座も盛り上がったなぁ!
この日台友好Tシャツの文字を書いた
文字職人の杉浦さんの書道パフォーマンスも圧巻!
「いのちのきらめき」っていうひらがなで
「瞬間」って漢字つくっちまって、その心は!?
かー!粋だねぇ!!
そしていよいよメイン会場へ!
飛虎将軍廟の新しいお神輿が
立派にデビューしてきたぜ!
いやー!素敵な1日だったぜー!
つづく…