2016年09月27日 | カテゴリー : 映画レビュー

水龍です。
映画好きの僕が劇場で見た映画について熱く語る!ヒーロー映画談義!
今回は 「ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影」

何せ僕達はアニメのタートルズで育った世代で かつての実写映画三部作も全て見ちゃったくらいですから!
前回、あのマイケル・ベイの製作チームが 実写&フルCGでスクリーンにタートルズを蘇らせる!
ってことで、そりゃもう カワバンガ!と大興奮で見に行って 最先端映像技術でスクリーンに甦ったタートルズに 度肝抜かれて拍手喝采だったわけで…

そんな新生タートルズの劇場版第二弾が本作!
結論から言うと、第一弾よりもさらに面白くなって、
何倍もパワーアップして帰ってきてくれて 大満足!でした!!

やはりアニメ世代としては、 前回出てこなかった
おバカなサイと豚の敵役コンビ ビーバップ&ロックステディの登場と
脳ミソ型の宇宙人!? クランゲの登場は本当に嬉しかったなあ。

贅沢を言えば、やっぱりクランゲの声は低くて威厳がある感じではなく、 高くてキンキンしてる感じで シュレッダーを「さわきちゃーん」って呼んで シュレッダーは「おい、タコ!」と返す…

そんなアニメではお決まりの関係ややりとりが、見たかったかなあ。
エイプリルが中心で話が進むのはいいんだけど
前半なかなかタートルズが登場しなくて
のっけからダレてしまった前作に比べて
今回は最初からフルスロットル!
冒頭からもう四人の亀達の軽快なやりとりや アニメでもおなじみのタートルワゴンまで早々に登場して、
ハラハラドキドキ 息つかぬ間に話が進行していって、 すごくよかったです!

なんてったって今回は、 おなじみの亀四人のキャラクターとドラマが充実!
![20160729_100614[1]](http://tam-p.jp/sohrandragon/wp-content/uploads/2016/09/20160729_1006141-300x169.jpg)
リーダーとして兄弟をまとめようと苦悩するレオナルド、
短期でまっすぐで暴れん坊なラファエロが
しかし巻き起こしてしまうトラブル?
お調子者のマシンガントークで調子に乗りすぎちゃうのが
かわいらしいミケランジェロ
そしていろんな発明やIT関連で遺憾なく才能を発揮するドナテロ
四人の亀のキャラクターとドラマのアンサンブルで
タートルズに笑わされるだけじゃなく、
まさか後半には泣かされることになろうとは…

人知れず影で平和を守ってきた亀達が
もしかしたら人間になれるかもしれない?
表舞台に立てるかもしれない?
フット団との攻防でふとそんなことが浮上し、
4人それぞれが葛藤し、ぶつかり合い?
そして紆余曲折を経て一致団結し、
しかし影の軍団としてだけではなく 最終的には人間達とも協力しあって?
迎えるクライマックスは、最高のカタルシス!!
最高のヒーロー映画でした!!

そうそう、これまた映画では新キャラ ケイシー・ジョーンズは
アニメではお馴染みのキャラでいい味だしてたけど、 終盤、ビーバップ&ロックステディ二人を相手に
互角に渡り合う大健闘で、

こんなできるキャラだっけ?? とツッコミたくはなったけど(笑)
前作で活躍したヴァーンとケイシーが
エイプリルをかけて三角関係も?
ヴァーンも申し訳程度にしか出ないのかなあ?と思ったら
後半にちゃんと見せ場もあり!
しいていえば、スプリンター先生はもう少し 活躍してくれてもよかったかなあ…

とにかく、 最先端の映像技術でスクリーンに甦った!
我らがタートルズの冒険活劇!
マイケル・ベイって映像はものすごいけど、
ストーリーがイマイチよね…なんて過去の話! 全部ひっくるめて面白かったよ!オススメです!!

いやー、映画って なんまらいいもんですね。
したっけ、したっけ…

by水龍