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ジャッキー·チェン主演最新作『ザ·フォーリナー/復讐者』見てきました!史上最も怖いジャッキーにガクブル((( ;゚Д゚)))

ジャッキー·チェン主演最新作『ザ·フォーリナー/復讐者』見てきました!史上最も怖いジャッキーにガクブル((( ;゚Д゚)))

ジャッキー·チェン主演最新作『ザ·フォーリナー/復讐者』見てきました!史上最も怖いジャッキーにガクブル((( ;゚Д゚)))
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黒田昌樹
北海道札幌市出身の双子の弟。 双子忍者“双龍(ツインズ・ドラゴン)”の青い方。 道産子ヒーロー“舞神ソーランドラゴン”プロデューサー。 その他、双子スタントマン、双子スーツアクター、双子アクションパフォーマーとしても活躍中!座右の銘は「一人ひとりがヒーローだ!できることからはじめよう」「地域に、日本に、世界によりよい未来をつくるために"できることから"行動する"ヒーロー魂"を持った人を増やす」と言う信念と夢を追いかけ、忍者とオリジナルヒーローの活動やプロデュースに奮闘中!ジャッキー・チェンとTHEイナズマ戦隊が大好き! ヒーローものも仮面ライダー、戦隊、ウルトラマン、アメコミ、何でも好き!!北海道教育大学旭川校幼児教育学専攻卒、元幼稚園教諭。 筑波大学体育専門学群にも科目等履修生として2年間在籍。祭英雄企画(まつりヒーロープロジェクト)代表。 NPO法人I・M・Cイベント事業部 代表。 アクションエンターテイメント&映像制作団体 TAM-Project 副代表。茨城県つくば市在住。1女1男の父。実は妻も双子(の片割れの妹)。家族LOVE!!
この記事の所要時間: 51

青い方、昌樹です。
おかげさまで怒濤のGW 10連休!北海道チームも、本州つくばチームも皆、無事に全ての現場を終えることができました。みんな頑張った!お疲れ様!!

さて、僕はつくばの家族の元に帰る前に、札幌でやり残したことと言えば
そう!我らかジャッキーの最新作を見ること!
(だって茨城ではやってないから、本州に帰ってから見るなら東京まで行かなくちゃならないんですもの…)
てなことで、怒涛のGWを乗り切った自分へのご褒美に?見てきました!!

史上最も怖いジャッキーに、マジでガクブル((( ;゚Д゚)))いやあ、凄まじかった(ToT)レビューします。

娘をテロで殺された父親·ジャッキーの復讐劇に背筋が凍る…

我らがジャッキー・チェンの最新主演作『ザ・フォーリナー/復讐者』、予告編は以下!

そう、笑顔がトレードマークと言ってもいい我らがアクションスター·ジャッキーが、

笑顔を封印して、理不尽に娘が殺されて復讐に燃える父親の狂喜をまざまざと見せつける!
今だかつてない、恐怖のジャッキーに圧倒されっぱなし…こんなジャッキー、見たことないぜ。

でもね、やっぱり私にも今や愛する娘がおりましてね、この父と娘の物語というのは感情移入せずにはいられないというか、涙なしでは見られなく…

かつてのジャッキーアクションコメディにドはまりの少年だったら、なんだこりゃ!?

こんな笑顔なしの怖いジャッキーなんて見たくない!!駄作だ駄作!なんて憤ったかもしれませんが、
いやはや、娘を持った父親になった私の心をなかなかえぐるのですよ。

ジャッキーが選んだ復讐という道に全面的に賛成できるわけじゃないけど、その気持ち、わからないわけじゃない!!

 

そして復讐の鬼と化して、必ず復讐を成し遂げると突き進むジャッキーの想い、行動、いやはや怖い!物凄い!ある意味圧巻ですよ。

いつもの超人的なジャッキーアクションも全くコメディタッチではなく、必死さを滲ませ、復讐を成し遂げるために

元特殊部隊の身体能力と技を駆使して逃げたり、追い詰めたり…。
ここに来て新たな境地のジャッキーアクションを開花させている、齢65歳のジャッキーにただただ感心でした!!

共演は5代目ジェームズ·ボンドのピアース·ブロスナン

そう、復讐の鬼と化したジャッキーが、テロの犯人に辿り着くために情報源の標的と定めて追い詰めていく

北アイルランド副首相ヘネシー役には5代目ジェームズ·ボンドのピアース·ブロスナン!

大人の色気があり、なまらカッコイイできる男ヘネシーが、
復讐鬼ジャッキーにジワジワと追い詰められて崩壊していく様は凄まじく、

見応えありで、このキャスティングはにくいぜ!!と思ってしまいましたよ。

監督は『007/カジノロワイヤル』『マスク·オブ·ゾロ』の名匠、マーティン·キャンベル!

そう、あの007シリーズの中でも傑作と呼び声高し『007/カジノロワイヤル』(06)で

6代目ボンドのダニエル·クレイグのデビュー作を大成功に導いた名匠!

マーティン・キャンベル監督がジャッキーと組むと言うだけで大事件なのに!

なんと彼はその10年前に、今回出演するピアース·ブロスナンが5代目ボンドとしてデビューする

『007/ゴールデンアイ』(95)も監督してるのよね。
007ファンの方々にはこの再タッグも熱いのでは?

おいらにしてみれば『マスク·オブ·ゾロ』(98)の監督のイメージも強いので、

その監督とジャッキーがタッグを組んでどんなエンターテイメントを見せてくれるのかと思ったら、

こんな重圧なスリラー?人間ドラマ?だったとは…。

 

でもでも、この面子でハズレることはありえない!と思っていたけど
いやはや、ここに来て今までにない新しいジャッキー映画を見せてくれて、僕はおみそれしましたよ!!

 

誰が誰とどう裏で繋がっていて、誰が嘘をつき、裏切っているのか?

少し複雑なストーリーテーリングもこうやって頭使って見るジャッキー映画もなかなかないぜ。

すごく新鮮な感じ。

 

かつての『新宿インシデント』なんかはこうした方向に行こうとして失敗しちゃった系だけど(笑)

今回は監督や共演者にも恵まれて、見事成功した感じ!?

 

その新宿インシデントしかり、いつまでも若々しい?若作りしてる??

そんなジャッキーもよいけど、最近はけっこう厳しくなってきたんじゃ…という感じだったけど(笑)

年相応というか、むしろ老けメイクもしぶく決めて、歳が滲み出る!まさにジャッキー新境地!!

原作の小説『チャイナマン』とは違うらしい、映画独自のラスト

どうやらある情報によるとそうらしいのですが、原作の小説の内容は全く知りませんが、

もっと救いようのない話みたいなのです。映画のラストは確かに全く救いようがない感じではなくて、

ある意味ホッとできる描写があるというか、もう娘を失った時点で全体的に救いようのないような展開だけど、

最後には少しでもジャッキーは救われたと言えるのかもしれない…?という感じも無きにしもあらずで、

きっと原作小説よりはいい終わり方なんだろうなと推測。全くの推測だけど(笑)

 

ジャッキーファンでも、そうでなくても、一見の価値あり!?

今までにないジャッキーの新境地が見られるし、

ジャッキー映画らしからぬ話もしっかりしていて重厚で、なかなかの良作です。

 

明るくて笑えて、何も考えずに楽しめる!いつものジャッキー映画を想定して見た人は

全くそんな内容じゃなくて驚き、戸惑うかもしれんがね(笑)

そんな感じでした!!

 

By昌樹