最新作「スーパー戦隊最強バトル!!」が大好評放送中!坂本浩一監督本読んだ!【読書レビュー】

最新作「スーパー戦隊最強バトル!!」が大好評放送中!坂本浩一監督本読んだ!【読書レビュー】
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黒田昌樹
北海道札幌市出身の双子の弟。 双子忍者“双龍(ツインズ・ドラゴン)”の青い方。 道産子ヒーロー“舞神ソーランドラゴン”プロデューサー。 その他、双子スタントマン、双子スーツアクター、双子アクションパフォーマーとしても活躍中! 座右の銘は「一人ひとりがヒーローだ!できることからはじめよう」 「地域に、日本に、世界によりよい未来をつくるために"できることから"行動する"ヒーロー魂"を持った人を増やす」と言う信念と夢を追いかけ、忍者とオリジナルヒーローの活動やプロデュースに奮闘中! ジャッキー・チェンとTHEイナズマ戦隊が大好き! ヒーローものも仮面ライダー、戦隊、ウルトラマン、アメコミ、何でも好き!! 北海道教育大学旭川校幼児教育学専攻卒、元幼稚園教諭。 筑波大学体育専門学群にも科目等履修生として2年間在籍。 祭英雄企画(まつりヒーロープロジェクト)代表。 NPO法人I・M・Cイベント事業部 代表。 アクションエンターテイメント&映像制作団体 TAM-Project 副代表。 茨城県つくば市在住。1女1男の父。実は妻も双子(の片割れの妹)。家族LOVE!!
この記事の所要時間: 1120

青い方昌樹です。

昨年末に買ってちょいちょい読み進めていたけど、カンボジアの行き帰りの飛行機の中でガッツリ読んで読み終えた本が
『映画監督 坂本浩一 全仕事~ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊を手がける稀代の仕事師』

僕のような坂本監督作品大好き!アクション好き、特撮ヒーロー好きにとっては特に!大変興味深く読み応えのある、

大満足の1冊でした!レビューします!!

坂本浩一監督とは…

1970年東京生まれ。小学生時代にジャッキー・チェンの映画を見たことからアクションの道を志し、高校生になって倉田アクションクラブに入門。キャラショーなどを中心にスタントマンデビュー。

高校卒業後にアメリカにわたり色んな縁がつながり、スタントマン、スタントコーディネーターとして活動後、アメリカ版スーパー戦隊『パワーレンジャー』シリーズにて長年に渡りアクション監督、監督、プロデューサー、製作総指揮歴任。

2009年に『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE』を監督したことをきっかけに、それ以来日本に拠点を移し、
この10年間で「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」のTVシリーズのメイン監督と劇場版の監督をすべて手がけた日本で唯一の存在となり、今、日本の特撮ヒーロー界の第1人者と言っても過言ではないほどのレジェンド監督なのだ!!

以前の話は監督の前著作『ハリウッドアクション!~ジャッキー・チェンへの挑戦』をご参照

そう、実は坂本監督、パワーレンジャーの現場で大活躍中の1996年にすでに
26歳の若さで自伝本を執筆&出版しております。

僕も高校生の時に札幌中央図書館で借りてよんだけど
この本と、谷垣さんの「燃えよ!スタントマン」に感化されて
僕もアクション界を本気で目指したと言っても過言ではないくらいのバイブル!

こうやって、ジャッキーに憧れて、ハリウッドやら香港やら、世界に飛び出してがむしゃらに行動してチャンスをつかみ、日本に戻ってきて日本のアクション界を盛り上げ、引っ張ってくれている
先輩達の存在に感心させられ、勇気づけられ、こんな人生もありなんだ!と奮い立って
自分たちなりに突き進んだ先に、今の僕らがある。

その後何度か読み返したけど、
アクション界に身を投じてからの再読は
ひと味もふた味も違ったよね。

でも、坂本監督が2009年に日本に戻ってきたきっかけや、その後のめざましい活躍について、ぜひ色んな秘話や裏話を知りたい!!と思っていただけに、今回のこの本はまさに、やっと!ついに!キターーーーー!!!って感じでしたよ!!

坂本監督のアクション愛、ヒーロー愛、キャスト愛、様々な愛が溢れ、名作が次々と生まれている!

本書は「東映編」「円谷プロダクション編」「エクストラコンテンツ編」の3章に分かれており、『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(1994年)~『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』(2018年)までの全ての作品について坂本監督が画作りに込めた思いや撮影時の思い出話、当時の自身を取り巻く状況などを各作品ごとに振り返っている。
裏表紙の画像を参照してもらうとウルトラマン、仮面ライダー、戦隊の他にも、牙狼やタツノコヒーローまで…本当にその監督作品の膨大さが一目瞭然だけど

そりゃあ、こんんなに分厚い本になるわな(笑)

まえがきに
「頭から順番に読むもよし、巻末の全仕事リストを参考に年代順に読むもよし、自分が観たことある作品から読んでいくのもよいだろう」とあるように、様々な読み方で楽しめるであろう本書。
僕は「巻末の全仕事リストを参考に年代順に読む」という方法で読み進めましたよ!

 

監督が様々な縁から頂いた仕事で、結果を残し、それが次の仕事にドンドンと繋がり、会社を超えた活躍を広げていく様。
そして本当に坂本監督がそれぞれの作品を愛していて、様々なヒーローキャラクターを愛していて、まず監督がいちファンとして、各キャラクターに愛を持った脚本づくり、演出を心がけてくれるから、僕らファンにとっても納得の作品ができあがるんだなあと、改めて坂本監督の偉大さを再確認できた次第です。

坂本監督が監督した『獣電戦隊キュリュウジャーVS特命戦隊ゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』は、本当にVS戦隊ものの最高峰の作品で、キョウリュウジャーとアバレンジャー、ジュウレンジャーという歴代恐竜戦隊が大集合したのに、ゴーバスターズが霞むことなく重要な役割を担っていたところは感嘆したし、
『MOVIE大戦MEGA MAX』での坂本監督がテレビシリーズでメイン監督を勤める、当時現役ライダーのフォーゼはモチロンだけど、栄光の7人ライダーの活躍や、自身がそれまで関わったことのなかったオーズのファンを裏切れないという配慮、Wまで出しちゃう欲張り感!

『MOVIE大戦アルティメイタム』ではメインのフォーゼ&ウィザードはモチロン!イナズマン、ポワトリン、アクマイザー3に加えて火野映司も再参戦!

『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』ではゲームキャラとのコラボや、オールオリジナルキャストのこだわり(特にどうしてもスケジュールの都合上参加できなかった佐野岳くんの鎧武を偽物にしないためにアーカイブの使える音声からセリフを抽出して台本に組み込む苦労が、この前の平ジェネFOREVERにも繋がってるのが感涙もの!)

どんな作品にも坂本監督の愛が溢れていて、それぞれのキャラクター、作品を愛しているファンを蔑ろにしないいい作品、ファンが喜ぶ作品を世に輩出してくれるのも、坂本監督の愛、ファンを裏切らない、自分もファンとして見たいものをつくるという姿勢、そのためにメモを取りながら延々と作品を研究するという地道な努力、やっぱり特撮ヒーローが、アクションが、好きだからこその愛なんだなあと、本当に今、こんな監督が日本にいて、日本の特撮ヒーロー界・アクション界を牽引してくれていることに喜びを感じずにはいられないですよ!!

『ギャバンVSデカレンジャー』『キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』などのスペース・スクワッドシリーズなども毎回楽しませてくれて、本当に坂本監督の作品はいつも楽しみに劇場に見に行っちゃう!そんな僕にとっては、生唾物の本書でした!!

『ウルトラマンギンガS』『ウルトラマンX』『ウルトラマンジード』のTVシリーズや映画はモチロン!
『トラベラーズ 次元警察』『赤×ピンク』『KIRI』『破裏拳ポリマー』なども案外見てるし、
まだ見ていない『009ノ1』『白魔女学園』『俺たち賞金稼ぎ団』『宇宙戦隊キュウレンジャーEpisode of スティンガー』『モブサイコ100』なども全部見てみたいなあ…そんな風に思いました!

坂本監督に縁のある5人の人物との対談も収録!

それぞれの作品の話の合間には、坂本監督に縁のある人物との対談!ということで、高岩成二、木下あゆ美、濱田龍臣、岩田栄慶、横山誠、5人との対談もどれも読みごたえありの面白さででした!やっぱりスーツアクターの端くれとしては高岩成二さん、岩田栄慶さん、横山誠さんとの対談がすごく興味深くて面白かったなあ!

なまらおススメの本です!!

 

余談ですが、監督の奥様は札幌藻岩高校出身!いつかソーランドラゴンも監督して(笑)

そう、監督本人ではないのですが、監督があとがきでも「人生で一番大変な時期を支えてくれた奥さんの素子」と感謝を綴っている、坂本浩一監督の最愛の奥様で元ACCスタント所属のスタントウーマン・スーツアクトレス奥様の梛野 素子(なぎの もとこ)さんはなんと、札幌藻岩高校出身なんだとか。

 

坂本監督自身は札幌や北海道に所縁はないかもしれないけれど、奥様の縁でいつか『舞神ソーランドラゴン劇場版』なんか、つくれるチャンスができましたら、ぜひ監督して頂けないでしょうか?

ソーラン節を踊りながら鬼を倒す!双大漁旗や鳴子刀、双嵐和傘、双嵐和鉄扇、櫓棒などなど、踊りの小道具を応用した面白い和風の武器を使いこなす!そんなソーランドラゴンのアクションを、坂本監督に演出してもらえたらなまら面白いジャパニーズ・アクションになると思うんです!

いつか実現できたら、なまら嬉しいなあ…。面白そうですね、ぜひやりましょう!と言ってもらえるくらいになるまで、俺達もがんばるぞー!!

坂本監督の最新作『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』絶賛放送中!

そして、そんな坂本浩一監督の最新作が今まさに4週連続スペシャル番組として放送中!

その名も『スーパー戦隊最強バトル!!』という番組です!

前戦隊作品『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』が最終回を迎え、

次回作『騎士竜戦隊リュウソウジャー』が始まる前に、平成最後のスーパー戦隊祭り?4週連続のスペシャル番組です!

東映の公式サイトによれば…

500年に一度、時代の節目に宇宙超常現象『メビウス・コネクト』が起こるとされ、まさしく平成が終わろうとしている2019年――
スーパー戦隊たちが集められ『スーパー戦隊最強バトル』が開催される。このバトルの勝者は「願い」を叶えることができるという。バトル会場に続々と召喚される戦士たち。召喚された42戦隊の戦士たちはシャッフルされて、乗り物チーム、動物チームなどの5人組チームにわけられ、各チーム対抗のスーパー戦隊最強決定戦がはじまった。戦士たちは「願い」を叶えるため、最強の称号を手にするため、熱い戦いを繰り広げる。
というあらすじ。
なかでも本作のメインをつとめる「変わり者チーム」の面々は、
『動物戦隊ジュウオウジャー』のジュウオウイーグル
『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイレッド
『宇宙戦隊キュウレンジャー』のサソリオレンジ
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のアカニンジャー
『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ5号
の5人。
先日放送された第2話はカンボジアにいたためリアルタイムで見られず(泣)帰国後の録画を見るのを楽しみにしておりますが、
第1話はバッチリ出国前にリアルタイムで見ましたよ~!
いきなり冒頭で前週に感動のフィナーレを迎えたルパパトから、パトレン1号の圭ちゃんが登場してくれたのは、
ルパパトロスに陥ってたファンには感涙ものでしたね!
メインの「変わり者チーム」の最初の相手が、圭ちゃん率いる「生真面目チーム」で大和と圭ちゃんの対峙や
バトルは、いい味出してましたね!!
他にも、小さいころ憧れた超獣戦隊ライブマンのグリーンサイが「力持ちチーム」の一員で登場したり、
同じくライブマンのブルードルフィンの登場や
その相手は一番大好きな戦隊・特捜戦隊デカレンジャーから地獄の番犬・デカマスターと
2番目に大好きな戦隊・侍戦隊シンケンジャーのシンケンレッド
(僭越ながら、僕も某ヒーロー大戦映画で演じさせていただいたこともあります!)
この剣豪タッグも生唾ものでしたし!
五星戦隊ダイレンジャーのキリンレンジャー(双子ヒーロー仲間の土屋圭輔アニキが演じてた!)の中国武術と
超新星フラッシュマンのピンクフラッシュの新体操の柔軟性を生かした足技との対決など、
短いながらそれぞれの特徴を生かした対戦、アクションがさすが坂本監督節!
そしてメインの5人の他にも歴代レジェンドから次々とオリキャス参戦で
坂本監督作品らしく、それぞれが顔出しアクションを魅せているのも嬉しかったですよ!
最後には3月から始まる新戦隊『リュウソウジャー』もチラッとお目見えしましたよ!
今回の本にはこの作品までは載っておりませんが、ぜひこの作品の制作秘話も教えてほしいものですね!
最後にもう一度、

『映画監督 坂本浩一 全仕事~ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊を手がける稀代の仕事師』

ちょいと分厚い本だけど、なまらおススメです!!!
By昌樹