CG演目の作り方、2015年、はじめて作った軌跡を太鼓と剣舞、漫画と忍者で振り返ります。

2018.12.13
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朋樹

北海道札幌市出身、双子忍者“双龍(ツインズ・ドラゴン)”の赤い方。道産子ヒーロー“舞神ソーランドラゴン”プロデューサーの双子の兄。スタントマンでもあり、ちょこっとだけ映像クリエーター(昔映画祭でちょこちょこ賞をとってた)。座右の銘は「空回ってるうちに何かを巻き取るんですよ！」ジャッキー・チェンが好き。「ヒーロー魂を持った人達を増やし、よりよい未来のために、できることから行動する人を増やす」と言う信念と、「ジャパニーズ・ツインズ・アクションを世界に轟かす」と言う夢を追いかけ、忍者とヒーロープロデュースに奮闘中。

2015年6月の制作当時のブログから振り返ります

とある補助金を頂きまして、CG演目を作っています！
5月から、4つ程、9月の舞台に向けて作り始めたのですが、
フランス行きが決まり、急遽2つを完成させました！

おおおおお！これは夜のイベントや、箱のイベントで、
とんでもない武器が手に入った実感があります！

まずは一つ目、太鼓と剣舞！

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太鼓には邪気や災いを蹴散らす力がある！

ご先祖様や神様の霊を呼び寄せるとも言われている、

だから祭りでは太鼓が叩かれる！

タイの日本祭りのオープニング用に作った演目を
CGで分かりやすいように具現化しました!!

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2つ目は双子忍者の代表演目、
双子かち合いアクションと漫画の融合！

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技に漫画効果がついて迫力が10倍くらい!!

セリフも日本語分からなくても分かる！

心の声も描けちゃう!!

ただのポーズもこんなに決まる！！

いやー面白いよ！！
そしてとても日本的！

カゲムを世界一のショータイムで見た時(確か2010年)、
最後の敵がガイコツで、がっかりした気持ちがあったのよね。
そこまでクールジャパン的に来たのだから、落武者的なのがよかった！
後CGもっと笑いに使えるのにと！

その時考えた「双子だったらこうできる」
をやっと5年越しで具体化しました！

まずはフランスで！待ってろ！フランスのジャパンエキスポ‼‼

夜の時間帯やホテルや劇場での公演でのゲストなど
強力な武器が手に入りました！
お気軽にお声がけください！

これが完成当初のブログ転載！さてどうやって作ったのか振り返ります！

創り上げるには時間とお金がやっぱりかかる

まずは、僕らがこういうように動く後ろにこんな描写を描いてほしい！
と言うようなビデオコンテを作ります。

それにＣＧクリエーターさんが、ＣＧをつけてくれます。

ここまでは普通なのですが、ここからが大変。
何度も何度も微調整を繰り返さないと動きがどうしても合わせづらかったり、
ＣＧ映像と自分がちょいちょいと重なってしまったりします。
恐らくココの作業にストレスとお金がかかってしまいます。

音や画面のここにこういった表示を出してきっかけにしたいとか、
しっかり会わせられるように工夫をこらしていきました！

この作り上げているのがすごく楽しい！
CGクリエーターもいろんなご縁で繋がったり！
要求したものよりもいいものが出来てきて、じゃあここは俺が磨くぞとか！
クリエイター同士のせめぎあいが本当に楽しいのですよ！

作り上げた当時は、9月の自主舞台に向けて作り始めたのですが、
7月に急きょフランスジャパンエキスポの出演が決まり、そこに間に合わせようと
急ピッチでの作成を決行!!

演目のための衣装改良を　大学の頃の自主制作映画『双龍』の衣装さんがしてくれたり、
フランス語訳をフランス留学した筑波大学のよさこいチーム斬桐舞の後輩がつないでくれた
筑波大生のフランス留学生がしてくれて。それを少林寺の同期＆先輩のフランス人が添削してくれて、
オーストラリアスタント修行時代の友達がニュアンス説明で英語訳をして説明してくれたり、
呼びかけに色々な人が助けてくれたり、

つくちゅうシネマワークショップでお世話になった
筑波大の西岡先生のご協力でパフォーマンス映像撮影を筑波大でできたり
フランス出陣の留守を守る班で成長してきた筑波大生が活躍したり、
タイにピンチヒッターで連れてった後輩がスゲー留守を守るのに頼れたり
なんだか今までのつながりやご縁が生かされまくりで
おみくじ通りだなとふと思い出しましたとさ。