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なぜ低温殺菌牛乳の方が高温殺菌牛乳よりいいのか、SOS牛乳チャレンジついでに分かりやすく解説。

なぜ低温殺菌牛乳の方が高温殺菌牛乳よりいいのか、SOS牛乳チャレンジついでに分かりやすく解説。

なぜ低温殺菌牛乳の方が高温殺菌牛乳よりいいのか、SOS牛乳チャレンジついでに分かりやすく解説。
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朋樹

朋樹

北海道札幌市出身、双子忍者“双龍(ツインズ・ドラゴン)”の赤い方。道産子ヒーロー“舞神ソーランドラゴン”プロデューサーの双子の兄。スタントマンでもあり、ちょこっとだけ映像クリエーター(昔映画祭でちょこちょこ賞をとってた)。座右の銘は「空回ってるうちに何かを巻き取るんですよ!」ジャッキー・チェンが好き。 「ヒーロー魂を持った人達を増やし、よりよい未来のために、できることから行動する人を増やす」と言う信念と、「ジャパニーズ・ツインズ・アクションを世界に轟かす」と言う夢を追いかけ、忍者とヒーロープロデュースに奮闘中。
この記事の所要時間: 456

筑波大学体育専門学群卒業で、体が資本のプロパフォーマーの拙者達双子は、

身体のことになまら気を付けてるでござる!

給食が無くなり、消費量が減り困っている牛乳関係者を助けようと、牛乳を飲む動画をあげる、

最近はやっている、“SOS牛乳チャレンジ”が回ってきたので、挑戦したでござる。

そこでついでに、「あまり正しく知られていないな!?」とずっと気になっていた

「低温殺菌牛乳が体にいいとされる理由」を高温殺菌牛乳と比べながら

書いていこうと思うでござる!

まず低温殺菌牛乳と 高温殺菌牛乳の違い

普段飲んでる牛乳がどっちか見てほしいでござるが、

スーパーなどで買える牛乳はほとんど高温殺菌牛乳でござる。

120℃3秒とか、130℃2秒で殺菌をしてるんでござる。

それが高温殺菌牛乳

それに対して、65℃30分 など、悪玉菌が殺菌できつつ、タンパク質や善玉菌を壊さない

60℃以上80℃未満位の温度で30分前後の時間をかけて

ゆっくり殺菌されているのが

低温殺菌牛乳でござる。

味のコク(?)が違う

まずは味の違いとその原因を解説するでござる。

味の違いは、好みでもあるでござるから、どちらがいいか一概には言えないでござるが、

飲み比べるとわかるでござるが、

高温殺菌の方がコクがあり、低温殺菌の方がクサくない

というのがそれぞれにいい表現だと思うでござる。

牛乳嫌いの人が低温殺菌がクサく無くて美味しいと表現する話はよく聞くし、

高温殺菌の味に慣れている人が低温殺菌牛乳を飲むと、コクが無くておいしく感じないという話もよく聞く話でござる。

この原因は、高い熱が加わることで、牛乳に含まれるタンパク質(主に80℃で変性してしまうカゼイン)が変性してしまうため。

なので、低温殺菌牛乳の方が、生乳本来の味わいに近いと言えるでござる。

牛乳自体の栄養価に大きな違いはないが酵素の働きが残る事で、栄養の吸収率が倍違う

低温殺菌牛乳と高温殺菌牛乳に栄養価そのものにはほとんど変化は無いでござる!

たんぱく質が変性しても、そのものの栄養価は変わらないんでござるが、

体内に栄養が吸収される率が倍以上低温殺菌牛乳の方がいいでござる

そのからくりは、

低温殺菌牛乳は“凝乳酵素”が破壊されずに残るために、胃液と反応し、凝固するから

でござる。

この固まる事でカルシウムその他栄養素を包み込み、栄養分を体中へ運んでくれるんでござる。

下記が拙者が工場見学で見た実験でござるが、

胃液の成分に似た酸性の液を同じメーカの低温殺菌牛乳と、高温殺菌牛乳にいれて

15分置いた後の状態でござる!左の固まってるのが低温殺菌(65℃30分)!右が高温殺菌(130℃2秒)

低温殺菌の方はヨーグルトいや、出来かけのチーズ位に固まっていて

高温殺菌の方は変わらずサラサラでござろう??これが吸収に大きな違いを生むでござる。

低温殺菌の方が固まることで胃の中にとどまる時間が増え、ゆっくりと消化吸収されるんでござる。

固まらないと短時間で直接腸に流れてしまうので、栄養吸収がうまく行われないんでござる!

その差はなんと倍以上!

生産時間と、消費期限の違いから、値段が違う

低温殺菌(65℃30分)高温殺菌(130℃2秒)もちろん製造時間が大幅に違う事から、

コストがかさみ低温殺菌の方が割高でござる。

低温殺菌は、有害な菌は殺菌出来るでござるが、全滅はさせられないので、消費期限は平均で1週間でござる。

高温殺菌はいろんな菌(体にいい菌も)をほぼ全滅させられるので、平均で2週間以上の賞味期限になってるでござる。

この加工時間の違いと消費期限の違いから、1.5~2倍の値段の違いがあるでござる。

低温殺菌→高温殺菌→低温殺菌とたどった拙者

ちなみに、拙者はアトピーだった姉の影響から、

小さいころから食にすごく気を付ける家庭だったので、

ずーっと小さいころから低温殺菌牛乳を飲んでるでござるから

高温殺菌牛乳を飲むと「変に濃ゆい」と言う感想を持つでござる。

低温殺菌牛乳の方が美味しく感じる人でござる。

そうしてしっかり栄養を吸収し、低温殺菌牛乳で丈夫な体に育ったでござる。

しかし、大学生で一人暮らしを始めて10年近くは、高温殺菌牛乳を飲んでいたでござる。

やっぱり割高なのがもったいなく感じたからでござる。

でも、味的には、高温殺菌の牛乳の味が好きくないので、

この間は牛乳を飲むのから遠のいている期間でもあるでござる。

ガムシャラに何にも考えずに動けた20代は栄養バランスには気を付けていたもの食の質には大してこだわらず。

30代に入るころから、20代のころより疲れが抜けなかったり、

だんだんと衰えを感じたりして、だんだんと食に対する意識が高まり、

低温殺菌牛乳に戻って行ったでござる。

ちょっと安い牛乳を2倍飲まないと、同じ栄養対価を得られないなら、
今はちょっと高い低温殺菌牛乳の方が全然効率がいいと思っているでござる。

SOS牛乳チャレンジ動画


さてさて、前置きが長くなってしまったでござるが、

北海道の畜産業の人達が大変なんでござるよ!

学校給食が無くなったことで牛乳の日常消費量がなまら落ちて、牛乳が余ってるんでござる!

そこで流行っているのがSOS牛乳チャレンジでござる!

拙者バージョンご覧あれ!
https://www.facebook.com/tomoki.kuroda.9/videos/10213473500432254/

そして炎龍バージョン

水龍バージョン

By朋樹