ダウン症児Uくん、歩行を改善する足底装具デビューまとめ
どうも!Uくんパパです。前回の2歳7か月の成長振り返りで我が息子・ダウン症児Uくんの足底装具デビューについてチラッと紹介しましたが、
今回はそれをより詳しくまとめて紹介します!
ダウン症児の足の特徴や補装具の種類、つくることになるまでの流れや、つくる流れ、気になるお値段や保険の返金手続きなど、詳しく紹介!!
ダウン症児の足の特徴と装具
ダウン症児の身体的特徴の中に「筋肉の緊張が低い」「関節が柔らかい」というものがあるけど、
そのため「足関節と膝が不安定」という傾向があり、「歩行の不安定性」が見られるダウン症児が多いそうな。
「外反母趾」や「外反扁平足」などで土踏まずが低くかかとが内に倒れる症状も多いとか。
そんなこんなで歩行時のバランスを失いやすい傾向があるダウン症児が、
立位や歩行、下肢の安定性などを補強し、バランスよく歩いて、
正しい歩き方の形を覚えるために必要なのが「足底装具」なのです!
ダウン症の足底装具は「足底版(インソール)」が圧倒的に主流
どうやらそのようですね…。
Uくんも約1年前に歩けるようになって靴を買ってから、
その市販の靴のインソールの裏にシリコンの?シールを貼って
重心の位置を軽くコントロールするような?製作費数百円の簡易的なものを
療育に通っている施設のPTさんに作ってもらって
まずは1年ほどつけておりました!
そして、いずれはダウン症児の親の会などの集まりで噂に聞く
本格的で高価(数万円!)なインソールをつくる時がくる…との話は聞いてたので、ついにその時が来たのです!
(でも実は、Uくんがつくることになった足底装具はメジャーなインソール型ではなかったという…。)
Uくんが足底装具をつくることになるまで
順を追って説明しますと、
昨年11月頃、Uくんが毎週通っている療育施設(以前簡易的なインソールをつくってくれた施設ですよ)のPTの先生から
「そろそろUくんは、今使っている簡易的なインソールじゃなくて、
本格的なものをつくってもいいかもしれませんね…。」
というお話を頂いたので、ちょうど12月頭にあった2歳半検診の時に、
(その頃のことは過去記事参照!)
大学病院の小児科の主治医の先生にそのことを伝えると、
同じ大学病院の整形外科の先生に一度診断してもらい、相談してみてください!
ということになり、
後日、改めて大学病院の整形外科を受診!
Uくんの歩行を見てもらって、比較的スムーズに歩行はできているが、
やはりがに股気味であったり、重心に偏りがあるので、年明けに本格的な装具をつくりましょう!ということになったのでした。
Uくんが実際に足底装具をつくった流れ
①足の型取り
2021年1月7日(木)大学病院の整形外科で装具屋さんの足の型取りに再受診!
自分の足に合わせた特注の装具をつくるのです!
嫌がる子も多いというけど、Uくんは特にいやがることなく、おりこうさんにしていて感動!インスタにあげた当時の動画をご参照!!
この投稿をInstagramで見る
こうして足に布のようなものを巻いて固まった型に印をつけていき
最後になた?みたいので型を切っていくのは、パパは少しドキドキして見てたけど、
Uくんは引き続き全く動じることなく微動だにせず…大物や(笑)
上手に型が取れました!
②試着と調整
型を取って2週間後の2021年1月28日(木)
大学病院の整形外科に装具の試着と調整に行きました!
この投稿をInstagramで見る
この後1週間で完成!ということで、
色はパパの独断と偏見で「青」を選んだけれど、
何かキャラクターのアップリケをつけられるということでUくんが迷わず選んだのは…
やはり!もちろん?アンパンマン!
完成が楽しみだねえ…!!
③完成!
そして1週間後の2021年2月4日(木)に、ついに完成した装具がコチラ!
かかとの外側にバッチリアンパンマンのアップリケもついてるぜ!!
そうそう、Uくんパパは足の型を取るまで、
てっきりメジャーなインソール型のものをつくるのだとばっかり想像していたのだけど、
実際につくったのはこのような靴型の装具でした!
Uくんの整形外科の先生が言うには、インソールだけだとかかとや足首がどうしてもグラグラしてしまうらしく、かかとを固められる形のこの装具が、この先生的にはおススメだし、主に使っているのだとか。
でも、周りのダウン症児の仲間もやはりインソール型が主流で、
Uくんがつくったこれが、なんという名前やタイプのものなのか?
後でネットでも調べて見たけれど、ちょいとよくわからなかったという…(笑)
次回整形外科に行った時は聞いてみよう!もし誰か知ってる人がいたら教えてください…。
※追記
その後、整形外科の装具屋さんに聞いてみたら「足底装具 足袋型」というものらしいです。
「検索してみて下さい!」とのことだったので、検索してみたら、ダンス用とか、糖尿病用とか沢山出てきたけど
次に「足底装具 足袋型 ダウン症」で検索してみたら、なぜかこのUくんパパのブログの写真が頭に出てきた(笑)
他にダウン症児が使っているような写真やページはなかなか出てこないのですが…、誰かお仲間はおりませんか??
気になる?足底装具のお値段は…
この装具、一体いくらだと思います??なんと、そのお値段は…
47,700円!!高っっ!!!
でも大丈夫!7割~9割が保険により返金されるとのこと…あ~よかった(笑)
保険による返金手続きの方法
その手続きは以下の通り
まずはその日早速先生に書いてもらった「装具証明書」と
(よく見てみたら疾患名は「外反扁平足」なのね。)
それに、この日はクレジットカードで購入したので、
後日郵送されてくる装具屋さんの領収書を合わせて、保険の窓口に提出すると、
数か月後に保険から返金があるそうです。
後日バッチリ手続きしましたよ!!(でも返金はまだ。2~3か月かかるらしい…。)
保険適用の返金は10か月スパン
Uくんの年齢だと、10か月スパンでこの保険の返金手続きができるのだとか。
つまり、10か月ごとに新しく安価に足底装具をつくれるってことみたい。
でも、インソール型だと、例えばお家用、保育園用、療育用などの靴が複数あるわけだから、
一つは保険適用でつくれても、他のを保険使わずに自費でつくった…ってな話も聞いたことあったけど、
Uくんはインソールではなく装具をつけたまま靴を履くタイプなので、自腹で装具を複数つくらなきゃなパターンじゃなくてよかったかな。
でも、装具をつけたままでも履けるそれまでよりも大きな靴を新たに3足、買わなきゃならんかったけど…。
まあ約5万円の装具を複数つくることに比べたら、数千円の靴なら…。結果オーライ!!
嫌がることなく装具を装着してご機嫌に遊ぶUくんに安堵
こんだけ手間とお金と時間をかけた装具も、本人が嫌がりなかなか慣れずに、結局あまりつけていない…
という話も聞かないでもないし、
先生も「どうしてもつけなきゃいけない!と最初から無理強いしてしまうと、嫌になってしまいつけなくなってしまう子もいるので、様子を見ながら徐々にで大丈夫ですよ~~」と言っていたので、
Uくんはどうなることかと思っていたけど、この通り!!
この投稿をInstagramで見る
もう、その日から特に嫌がることなく、すんなりと馴染んでいてなまらおりこうさん!嬉しい限り!!
その後も、お風呂上りは嫌がってつけないこともあるけど、
基本的には嫌がることなくずっとつけて過ごしてくれているUくん。なまらえらい!!
もうそれだけで親孝行!僕らのヒーローUくんは、今日も笑顔で元気です!!
ちなみにInstagramとYouTubeチャンネルもよろしく!
ちなみにUくんパパのInstagramでは比較的毎日に近い形でUくんの日常の写真や動画を更新してます!よかったらフォローをお願いします!
Uくんパパ昌樹のInstagram
またYouTubeチャンネルでは誕生直後からUくんの成長を動画で振り返っています。
(こちらはインスタに比べるとだいぶ滞っておりますが 汗)
ボチボチこのブログに連動したり、しなかったりであげていくので、
チャンネル登録、高評価、コメント等、よかったら応援よろしくお願いしますね~~!!
Uくんパパのダウン症児子育てチャンネル~息子は僕のヒーロー~
最後まで読んで下さりありがとうございました!
今後の更新もお楽しみに~!!